とにかく終わらせろ!
~できないものはできない!~
■忙しい日々
心を亡くすと書いて忙しい、とはよく言ったものですね。
業務に忙殺されているうちに、あっという間に時間が過ぎ、夕方になって「今日一日、私は何をしたんだろう?」と途方に暮れる方も多いのではないでしょうか。
かくいう私もその一人です。
膨大?なToDoリストを駆逐しようと、ドン・キホーテの如くに突進するけど敢えなくやられてしまい、疲労だけが残る。
一日戦ったはずなのに、「二歩歩いて三歩下がる」ようにリストが増えていく……これが繰り返されると、まさに“心を亡くす”状態。
家族との時間や生活、趣味を楽しむ余裕がなくなり、ストレスがたまり、目がショボショボ、これでは“いい仕事”はできませんね。
何か手を打たなくてはなりません。
■有名な、「パーキンソンの第一法則」は、
「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」というものです。
これは非常に納得感がありますね。
この1月、コロナの影響で仕事が延期になり、計一週間ほど時間ができました。
「よし、せっかくだからさらにクオリティの高い仕事をするぞ!」と意気込むのですが、これがなかなかできない。
時間だけはかかるのですが、さほどクオリティが上がっているとは思えない、そんな日が続きました。
ダラダラと時間をかけてやるけれども、成果はそれほどでもない……。
■仕事に多くの時間を与えるな!
「仕事の成果=能力×時間×効率」です。
しかし、時間を増やせば成果が上がるというのは幻想です。なぜなら、時間を増やせば確実に効率が落ちるからです。
だから、「ちょっとキツイかなぁ」ぐらいで時間を見積もって、集中して取り組むことで効率を高める必要があります。
朝の時間の有効活用(夜のダラダラ2時間は朝の30分!)や仮眠、午前中は極力アポイントを入れない、メールの返信はまとめてする等々の工夫も大事ですね。
私たちは脳のパフォーマンスを高める方法をもっと学ぶべきだと思います。
■自身の集中力を信じろ!
明日までに企画書を仕上げなければならない、とか、夕方から大事な人との会合があるとき等、限られた時間だと思うと、私たちは自分でも驚くくらいの集中力を発揮します。
時間を固定化し、決して延長しないという覚悟が、集中力を研ぎ澄ますわけです。
みなさんもそんな“火事場の馬鹿力”的な経験をたくさんしていると思います。
だから、信じていいと思うんです。自分の集中力を。
■そして、とにかく終わらせろ!
納期のない仕事は仕事とは言いません。それでは“趣味”の世界と同じです。
「限られた時間の中で、そのときの自分ができ得る最高の仕事をする」
その繰り返しの中で、クオリティが上がっていくものだと思います。
もっと時間があれば、もっといい仕事ができるのになぁ……。というのはマヤカシですね。
上述した公式における“能力”はスグには身につきません。
だから、時間があっても、できないものはできない。
大事なのは、時間を区切ること、そして、「とにかく終わらせる」ことなんですね。
(後記)
私は、タイムマネジメントの研修をよく実施していますが、自分がそのエキスパートだとは考えていません。
苦しんだり工夫したりしながら、人生や仕事をもっと充実させようとしているみなさんの“同士”だと思って、研修をしています。
(今日の名言)
完璧を目指すよりも、まずは終わらせろ。
Done is better than perfect.
~ マーク・ザッカーバーグ(Facebook創業者)~