先のことばかり言うな。今を楽しめ!

~旅の途中を楽しめないなら、目的地に着いても楽しいとは思えないだろう~

~旅の途中を楽しめないなら、目的地に着いても楽しいとは思えないだろう~

■心配は尽きない。

仕事をしていると、心配のタネに困ることはありません。

明日の商談、来週の会議、再来週のプレゼン、3ヶ月後の契約更新、1年後のプロジェクト……。

だから、我々は、思考をコントロールしない限り、“先の心配”で脳のワーキングメモリを使い果たすことになってしまいます。

今日も一日いろんなことをやったような気がするけど、アウトプット=成果は、ほとんど得られなかった、でも疲労度はすこぶる高い……ということは、皆さんはありませんか?

■影響は仕事以外にも及ぶ。

そういった心配のタネで頭が満たされていると、どうしても“今”に集中することができず、本来なら楽しいはずの時間も“心ここにあらず”で台無しになってしまう……、そんな苦々しい経験は、数え切れないほどあります。

◇私は個人事業主ですので、仕事は主に自宅でしています。

娘が小学生の頃、学校から帰ってくると、ランドセルを放り投げて「遊ぼうよ~」とせがんできました。

でも、研修のプログラムやテキスト、スライド作成に追われまくっていた私は、「ごめん、ムリ!」とすげない返事。

かわいそうなことをしたと思います。

中学生になった今は、私から誘っても、逆に「ムリ!」と言われてしまいます。

娘との接点は、会社員時代よりは格段に増えたと思いますが、もっともっと遊んであげたかった……。

◇自分を見失ってしまう。

今の自分にとって大事なこと、優先すべきことは何か?を明確にしておかないと自分を見失ってしまいます。

特に会社で働いていると、集中を阻害する要因がとても多い。電話、会議、来客、上司からの急な指示、そういった緊急の用事に振り回されてしまう。ツライですね。

■旅の途中を楽しめないなら、目的地に着いても楽しいとは思えないだろう。

何かの本で読んだ言葉です。

過酷な登山など、そのプロセスは「ただ、ただツライ」だけでも、ゴールに着くことで全てが報われることもあるでしょう。

でも、できれば、そのプロセスも楽しみながらゴールに向かいたいものです。

(おそらく、過酷な登山も、後で振り返れば、そのプロセスも良い思い出になるのでしょう)

■“今”の繰り返しが“未来”

我々は“今”にしか生きることができません。

過去を回想することや未来を夢想することはできますが、実際に“生きる”ことができるのは、今だけです。

だから、“充実した今”を生きることが、QOL(人生の質)を決めることになると思うのです。

■“未来のHope”と“今のChallenge”は一対。

キャリア・クエストのプログラムにおいては、Hope(希望・目標)とChallenge(やりがい・成長)は一対と捉えています。

「かくありたい」というBeingを頂点とした目標、つまり未来と、今取り組んでいる課題が一直線上にあるとき、我々は“安心”を感じることができます。

「今はこの仕事をやってていいんだ、やるべきなんだ」という安心感が、今への集中を生みます。

そして、没我の集中、すなわち“フロー体験”は、やりがいや成長実感につながると考えています。

■仕事において“今を楽しむ”ポイント

最後に、周囲からの雑音に振り回されるのを極力抑え、今を充実させるポイントを3点、記しておきます。

①成果が出ることに集中する。(余計な仕事はしない)

②今日、やることを明確にする。

③緊急でないではないが、重要なことを行う時間を確保する。

(後記)

とは言え、なかなか思うようにいかないものです。

「楽しみながら試し続ける」というスタンスが、重要だと感じています。

タイムマネジメントに関しては、また書きますね。

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