辞めたらいいじゃないか。
~キャリア名人との対話⑨~
皆さん、こんにちは。
今日はキャリアに迷う人(迷人)とキャリアを極めた人(名人)の対話形式で話を進めていきたいと思います。
◇迷人
名人、私は憤慨してます。
◆名人
そうか、それは大変だな。
◇迷人
……聞いていただけますか?
◆名人
まったく興味ないが、話したいなら勝手にどうぞ。
◇迷人
ウチの会社では4月からテレワークを始めています。ただこれが問題だらけでして……。
◆名人
テレワークは企業にとっては、事業継続のために当然の策だ。
感染防止はもちろん、ブランドイメージの向上にもつながる。
オフィスや通勤コストなどのコスト削減にもつながる。
業務的に可能であるならば、ぜひやるべきだろう。
◇迷人
それは、わかるんですが、我々従業員にとっては、苦痛でしかないですよ。
家に業務スペースなんかないですし、
子どもが周りにいるから集中できないですし、
業務量は変わらないのに残業はするなって言われますし……。
回線の調子も悪くて、スムーズにコミュニケーションができませんし、
テレワークと言っても、ハンコリレーで会社に行かなくてはいけないし、
家で印刷できないから、PC画面をずっと見っぱなしで、目がショボショボです。
それから腰もだいぶ痛くなってきて……
もう限界なんです!
◆名人
じゃぁ、会社を辞めればいいじゃないか。
◇迷人
は?…今なんとおっしゃいました?
◆名人
そんなにイヤなら会社を辞めればいいと言っている。
そしたら、楽になるんだろ?
今までどおり“通勤できる会社”を探せばいいじゃないか。
◇迷人
……いや、別に通勤したいわけではないんです。
やはり感染はコワイですし。
◆名人
じゃぁ、どうする?
もう限界なんだろ?
◇迷人
転職は考えたこともなかったです。
このご時世で次の会社を見つけるのも大変だと思いますし……。
ただ、ツライなぁ、と言いたかっただけでして……。
◆名人
言ってどうなる?
私が、「それはかわいそうに、ツライのに良く頑張ってるな、すごいすごい!」と言うとでも思ったか?
◇迷人
いや、そうは思っていませんでしたが、ただ愚痴を聞いていただきたかっただけかもしれません。
◆名人
これからはどんな働き方が主流になると思っているんだ?
テレワークは時代の要請だ。
もう後戻りはできない。
君がどこかに転職できたとしても、その会社でも同じことだよ。
◇迷人
つまり?
◆名人
個人としては、新しい働き方にアジャストするしかないじゃないか。
スペースがないとか、集中できないとか、残業ができないとか、甘えたことを言ってるなよ。
目がショボショボでも腰が痛くても、やるしかないだろ?
自分でなんとかしろ!
◇迷人
名人、今日はいつも以上に冷たいですね。
まるで氷のようです。
◆名人
今日は特に目がショボショボで腰が痛いんだよ。
(続く)
(後記)
私は在宅ワークをしてきて、上に書いたような不自由をたくさん味わってきました。
でも少しずつ改善を積み重ねて、今ではだいぶ環境もオフィスらしくなり、集中力や体調のコントロールもできるようになってきたと実感しています。
まだまだ道半ばですが、愚痴を言ってても始まらないですからね。
これからもちょっとずつの進歩を楽しんでいきたいと思います。
(今日の名言)
泣き言をやめたときに「奇跡」は起こる。
~私のノートより(作者不詳)~