“強み”の言語化
~自分の強みの見つけ方Ⅰ~
■以前、「“強み”を活かす」というタイトルでブログを書きました。
『今さら自分を変えようとしてはならない。うまくいくわけがない。自分の得意とする仕事のやり方を向上させることに、力を入れるべきである』
『不得手なことの改善にあまり時間を使ってはならない。自らの強みに集中すべきである。無能を並みの水準にするには、一流を超一流にするよりも、はるかに多くのエネルギーと努力を必要とする』
『何事かを成し遂げられるのは、強みによってである。弱みによって何かを行うことなどはできない』
といったドラッカーの言葉も引用して、自分のキャリアを自分で切り拓くためには“強みの言語化”が必要であることをお話させていただきました。
◇ポジティブ心理学では、ウェルビーイング(精神・身体が最適で健康な状態)に寄与する5つの要素としてPERMA(パーマ)を考察対象としています。
【PERMA】
P:ポジティブ感情(Positive Emotion)
E:エンゲージメント(Engagement)
R:関係性(Relationships)
M:意味・意義(Meaning)
A:達成(Achievement)
そして、この5つの要素を支えるのが“強み”である、とマーティン・セリグマン氏(ポジティブ心理学の創始者の一人、国際的に著名な心理学者)は、その著書『ポジティブ心理学の挑戦』で述べています。
経営の神様からみても、心理学の第一人者からみても、“強み”というのは、とても重要なものであることがわかります。
■自分の強みの見つけ方
私は、強みの見つけ方には、下記4つのアプローチがあると考えています。
1.自分で考えてみる。
2.診断ツールを使ってみる。
3.周囲の人に聞いてみる。
4.両親の強みから考えてみる。
いずれのアプローチにしても、自分が、「確かに、これは私の強みだ!」と納得できることが大事。
そのためにも“言語化”が必要不可欠です。
そして、今までは、あまり意識してこなかった(かもしれない)言語化された強みを、実生活の中で発揮してみることが大事です。
それによって、その強みを、“本当に自分のもの”にすることができるからです。
次回以降、4つのアプローチの解説をしていきますね。
(後記)
ライフラインチャートというツールがあります。今までの人生における満足度を曲線グラフにしてみて、どんなときに自分のモチベーションが上がったり下がったりするのかを可視化するというものです。
特に、沈んだときから、何がキッカケで浮上できたのかを考察することで、どんな“強み”が作用したのかを推し量ることができます。
時間があるときには、やってみると良いかもしれません。